弊社では定期的に会員様のウェブサイトの様々なデータを比較して今後のサポートに役立てています。今回は、建設系3社と飲食店、コンサルティング会社の弊社、異業種5社で「参照元/メディア」と「オペレーティングシステム」のデータで比較してみようと思います。弊社を除く4社は、お取引先の中でも優秀(儲かっている)な企業です。
参照元/メディアとオペレーティングシステム※自社データ5選
下の各表は、
・google analytics
・集客→参照元/メディア、セカンドディメンション/オペレーティングシステム
・ユーザー→年齢層
・ユーザー→性別
3つの表で解説しています。
なお、スペースの都合上、上位10までとしており他にもオペレーティングシステムはありますが、集客の参考にするには十分です。あなたのグーグルアナリティクスと比較してみてください。
コンサルティング会社(当社)
弊社のようなコンサルティング会社はモバイルよりPCからのアクセスが多い稀有な業種です。
検索エンジンからのアクセス73%がGoogle、mackintosh(アップル社のPC)でGoogleを利用しているのが15%で会社のパソコンからのアクセスではないかと考えられます。
Yahoo検索の利用は、PC・モバイル合わせても10%程度となっています。
最近、ウェブマーケティングのお役立ち情報を記事にして公開しているからか、25歳~34歳の層がダントツのようです。これはターゲティングミスです(苦笑)
飲食店(1店舗150席)
残念ですが現在は休業中です。(2020/4/24現在)ご覧の通りiOS(iPhoneやIpad)Androidからのモバイルデバイスからのアクセスが大半で、Windowsなどのパソコンからのアクセスは10%程度です。
男女比率が5:5というのは飲食店に多い傾向です。
年齢層の1位は35歳~44歳。若年層を特定ターゲットしている飲食店を除くと、ごく一般的な年齢層です。
新築住宅会社(一次取得層向け)
年商10億円程度の建設会社です。グーグル広告を利用していますので、参照元/メディアに「google cpc」が表示しています。
90%はモバイルからのアクセスで以前は、female(女性)からのアクセスが多いのが一次取得者層向け住宅会社のWebサイトの特徴でしたが、male(男性)からのアクセスがfemaleを上回るのが、最近の住宅会社Webサイトの特徴です。
新築住宅会社Webサイトとして年齢層は順当です。
新築住宅会社(建て替え層向け)
一次取得層をターゲットとしている建設会社と似ていますが、Windows(PC)からのアクセスが一次取得者層の会社、13%に対して、22%とPCからのアクセス率が高くなっています。
年齢層65歳以上のアクセスがが8.22%と比較的大きいのが特徴です。
年齢層35歳~44歳が1位は一次取得者層向け住宅会社と同様です。
リフォーム会社(小規模)
Windows・mackintoshなどのPCからのアクセスが33%あり、ここではご紹介していませんが、PCからのアクセスの時間帯の多くは日中ですので職場などからアクセスしている可能性が高いのではないかと予測しています。
アクセスが多いことではなく、得意な層をイメージできる人は儲かっている
ホームページを集客で使いこなしている方の特徴は、得意な(成約する)客層のイメージができています。
例えば、過去の成約したお客様のデータから、30代後半から40代のご主人が主導で家づくりを考えていて、ご主人がPCのヘビーユーザーでGoogleを利用しているご夫婦の場合、成約率が非常に高い工務店の方が会員様にいます。このようなデーターはここまでご覧いただいたような、google analytics のデータを日々チェックしているから把握できたことです。
弊社のここでいう「儲かっているクライアント様」とは、売り上げの大きさではなく、なるべくストレスなく利益率の高いお客様をお相手している方々のことを指しています。
この記事の監修 : 浅野 幸延 (建築士/コンサルティング・広告全般担当)プロフィール