4月に入ってからGoogle検索結果に画像や動画が多く表示されるようになっています。みなさまも検索したときに画像が多くなったと感じていませんか?もともとWebページの検索エンジンとしてスタートしたGoogleは2007年以降、検索対象範囲を次々に拡大し、単なるテキストサーチではなく、ユニバーサルサーチを目指すようになりました。ここ最近Googleは立て続けに検索結果ページに表示される項目を変える動きをとるようになりました。クエリ(検索キーワードとほぼ同じ)によって検索結果の表示方法をかなり細分化して変えてきています。今回は、ユニバーサルサーチの一つ、「グーグルしごと検索」についてお話してみます。
最近気になるユニバーサルサーチ「Googleしごと検索」
求人をしたい企業がGoogleに情報を掲載することが可能です。最近になって求人関連のクエリ(キーワード)で検索すると、ほとんどの場合検索結果ページの最上段に最大3件の求人広告が表示されます。人気求人サイトIndeedの作り同様シンプルなものですが、Googleにログインした状態で「アラートをオンにする」というボタンを押すと毎日のGoogleからメールで新着仕事情報が通知されることが特徴です。
以下は「求人 大工募集」での検索結果、左がモバイル、右がパソコンでの結果です。
赤枠部分に表示するととても目立ちます。この赤枠の部分を、エンリッチリザルト といいます。
エンリッチリザルトとは
Google 検索では、標準のリッチリザルトをさらに拡張し、双方向性のある「エンリッチ リザルト」を追加しました。エンリッチ リザルトには、ユーザーの目を引くポップアップや、双方向性を備えた機能を含めることができます。たとえば、ユーザーが「マウンテンビューの求人」を検索したときに、次のような求人情報のエンリッチ リザルトをポップアップで表示できます。引用元: エンリッチ リザルト
企業がGoogleしごと検索でエンリッチリザルトに掲載する方法
Googleが指定するタグ(構造化データ)をページ内に貼り付ける必要があります。詳細はこちらで確認することができます。
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting?hl=ja
タグを貼りつける作業は知識が必要です。エンリッチ リザルトに求人情報を表示させたい方は、それらのタグを貼り付ける必要がありますが、弊社で代行できる場合もあります。会員企業において弊社でウェブサイトを制作している場合は可能ですのでお声がけ下さい。
今後、企業にとって求人はますます重要度の高いテーマといえます。ひと手間かけることで、Google検索で目立つ求人が可能な「グーグルしごと検索」を利用していきましょう。
今後もさまざまなユニバーサルサーチについてお話をしていきたいと思います。
この記事の監修 : 浅野 幸延 (建築士/コンサルティング・広告全般担当)プロフィール