上の画像は、某会員工務店様のGoogleビジネスプロフィール(旧グーグルマイビジネス)の一ヶ月間のパフォーマンスです。グーグルアナリティクスをチェックする方はずいぶんと増えてきていますが、Googleビジネスプロフィールから、自社ウェブサイトへのアクセスをグーグルアナリティクスで計測できれば、Googleビジネスプロフィールへの投稿や写真アップロードのモチベーションUPになりますよね。
Googleビジネスプロフィールからの自社ウェブサイトへのアクセスをグーグルアナリティクスで計測する方法はとてもカンタンです。説明の前に用語についてご説明します。
閲覧数
閲覧数には、グーグル検索経由とグーグルマップ経由があります。検索経由とは、Google 検索を使用してビジネスを見つけたユーザー。マップ経由とは、Google マップを使用してビジネスを見つけたユーザー。上の画像だと検索経由とマップ経由の合計が、1.39万回閲覧され、そのうちGoogle検索から926回、 Googleマップ経由から1.3万回閲覧されたということになります。
検索数
検索数には、直接検索と間接検索があり画像の通り、直接検索はビジネスの名前や住所で検索してリスティングを見つけたユーザー。間接検索は、商品やサービズで検索してリスティングを見つけたユーザー。ここで言うリスティングとは、グーグルマイビジネスで編集し表示している会社情報や投稿、写真などのことを言います。
アクティビティ
アクティビティとは、Googleビジネスプロフィールを見たユーザーがどのような行動を取ったかということ。ルートリクエストはグーグルマップで案内図を表示、ウェブサイトへのアクセスは、自社ウェブサイトにアクセス、通話は電話をかけた、写真の閲覧は、Googleビジネスプロフィールでアップした写真を閲覧ということになります。
このアクティビティがグーグルアナリティクスで計測できるようになるとモチベーションも上がりますよね。グーグルマップでのリクエストとGoogleビジネスプロフィールから直接電話をかけたものを計測することはできませんが、ウェブサイトへのアクセスはパラメータを付与することで計測が可能です。QRコードからのアクセスを計測するのと考え方は同じです。
パラメーター付与したURLを作成・登録
パラメータの付与はこちらのツールを使うことでカンタンに制作できます。
グーグルアナリティクス管理画面のメニュー、発見からもCampaign URL Builderに行くことができます。
以下について入力できるようになっています。必要に応じて入力します。
- Website URL:自社ウェブサイトのURL
- Campaign Source:(mybusiness)
- Campaign Medium:(必要に応じて)
- Campaign Name:(必要に応じて)
今回はカンタンなパラメータにしてみました。
パラメーター付与したURLをグーグルマイビジネスに登録すれば完了です。これでグーグルマイビジネスから自社ウェブサイトへアクセスがあると計測ができるようになります。
数日してからグーグルアナリティクスの、集客・参照元/メディアをチェックしてみてください。以下のように表示されるはずです。mybusiness / (not set) になっているのは、パラメーターを作成する際、Campaign MediumやCampaign Nameを入力しなかったためです。よりセグメント化したいときは、パラメータをわかりやすく作成しましょう。
パラメーター付与することで複雑なURLになってしまうため単純にしたいという方は、短縮URLを作成するとよいでしょう。パラメーター付与、短縮URLの作成方法は、こちらで詳しく解説しています。
QRコードからのアクセスを計測。インターネット以外からの集客を計測する方法
まとめ
Googleビジネスプロフィールからアクセスを集めることができるということは、直接的にも有効ですし間接的にもSEO対策になりますので、ビジネスでウェブサイトを利用している方であれば、Googleビジネスプロフィールは有効に活用しましょう。弊社は、地域性の高いビジネス、中でも工務店様のGoogleビジネスプロフィール活用は得意中の得意です。
この記事の監修 : 浅野 幸延 (建築士/コンサルティング・広告全般担当)プロフィール