●●建設は、「ZEHビルダー公募」の登録事業者です。●●建設の平成32年度までのZEH普及率目標を公表します。

ZEHビルダー登録

上記の文章、ZEHビルダー登録した工務店はホームページに掲載していると思いますが、多くの工務店さんは目標達成していない用ですし0%の工務店さんも多くいるようです。

そんな中、現在着工中18棟のうち13棟がZEH住宅の工務店さんがいらっしゃいます。

「一次取得者層」向けの商品を主力に実績を上げている、つまりローコスト住宅という商品で建築中の7割がZEH住宅ということになります。イニシャルコストが上がるからという理由だけでZEH住宅が普及しないというわけではないようです。

ポルシェに乗っている取引先の社長さんが「アサノく~ん、ポルシェはいいぞ~」と言っても、買えませんから(笑
社長さんにとっていいものでもアサノにとっては手が出ないものというのと一緒ですね。

工務店 : どのくらいのご予算で建築を考えていますか?

お客様 : コミコミ2,000万円で

工務店:2,300万円でZEH仕様にできますよ!

お客様:(心の声)2,000万円だって言ってるのに・・・

このようなことがないから、ローコストでありながらZEHのお家がたくさん建っているわけです。こちらの工務店さんは、お客様のお金のことをとても大切にしています。またお金のことについて先生になってお客様に丁寧に教えてあげています。

お客様は無理なく、また商品について納得して購入していますので顧客満足度も高いのです。自動車はエコカーがとても人気です。レクサスのような高級車だってハイブリット車が人気です。

お家だってきっと同じではないでしょうか。お金持ちの人だって、ランニングコストが抑えられて困ることはないのですから、10年後に「電気代高くてしょうがないよ!」といわれないためにもZEH対応で無いにしても、ZEHのような考えの商品に移行して行く必要がありそうですね。

 

文/エムズコミュニケーション株式会社 代表取締役 浅野 幸延 (マーケティングコンサルタント)