
上の画像は、某会員工務店様のGoogleビジネスプロフィール(旧グーグルマイビジネス)のパフォーマンスです。GA4(グーグルアナリティクス)をチェックする方はずいぶんと増えてきていますが、Googleビジネスプロフィールから、自社ウェブサイトへのアクセスをGA4で計測できれば、Googleビジネスプロフィールへの投稿や写真アップロードのモチベーションUPになります。
Googleビジネスプロフィールからの自社ウェブサイトへのアクセスをGA4で計測する方法はとてもカンタンです。説明の前に用語についてご説明します。
ユーザーがビジネスを見つけた経路
ユーザーがビジネスを見つけた経路には、「Google検索」経由と「グーグルマップ」経由があります。またプラットフォームが「モバイル」と「パソコン」で別々に表示します。検索経由とは、Google 検索を使用してビジネスを見つけたユーザー。マップ経由とは、Google マップを使用してビジネスを見つけたユーザーです。上の画像だとGoogle検索経由とGoogleマップ経由の合計が、1.1万回閲覧され、そのうちGoogle検索(モバイル)から8,381回、 Google検索(パソコン)から2,054回、Googleマップ(モバイル)から848回、Googleマップ(パソコン)から418回閲覧されたということになります。
アクティビティ
アクティビティとは、Googleビジネスプロフィールを見たユーザーがどのような行動を取ったかということ。「概要」「通話」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」を確認することが出来ます。

このアクティビティがGA4で計測できるようになるとモチベーションも上がりますよね。グーグルマップでのリクエストとGoogleビジネスプロフィールから直接電話をかけたものを計測することはできませんが、ウェブサイトへのアクセスはパラメータを付与することで計測が可能です。QRコードからのアクセスを計測するのと考え方は同じです。
パラメーター付与したURLを作成・登録
パラメータの付与はこちらのツールを使うことでカンタンに制作できます。
以下について入力できるようになっています。必要に応じて入力します。
- Website URL:自社ウェブサイトのURL
- Campaign Source:(mybusiness)
- Campaign Medium:(必要に応じて)
- Campaign Name:(必要に応じて)
今回はカンタンなパラメータにしてみました。
※パラメーターを付与したURLの作成方法の詳細はこちらで解説しています。
QRコードからのアクセスを計測。インターネット以外からの集客を計測する方法
パラメーター付与したURLをGoogleビジネスプロフィールに登録すれば完了です。これでGoogleビジネスプロフィールから自社ウェブサイトへアクセスがあるとGA4で計測ができるようになります。
数日してからGA4の、トラフィック獲得→セッションの参照元/メディアをチェックしてみてください。以下のように表示されました。mybusiness / (not set) になっているのは、パラメーターを作成する際、Campaign MediumやCampaign Nameを入力しなかったためです。よりセグメント化したいときは、パラメータをわかりやすく作成しましょう。
パラメーター付与することで複雑なURLになってしまうため単純にしたいという方は、短縮URLを作成するとよいでしょう。パラメーター付与、短縮URLの作成方法は、こちらで詳しく解説しています。
QRコードからのアクセスを計測。インターネット以外からの集客を計測する方法
まとめ
Googleビジネスプロフィールからアクセスを集めることができるということは、直接的にも有効ですし間接的にもSEO対策になりますので、ビジネスでウェブサイトを利用している方で地域性のあるビジネスの方はGoogleマップと連動していますのでGoogleビジネスプロフィールを有効に活用しましょう。弊社は、地域性の高いビジネス、中でも工務店様のGoogleビジネスプロフィール活用は得意中の得意です。

この記事の監修 : 浅野 幸延 (建築士/コンサルティング・広告全般担当)プロフィール