2025年2月15日 更新

GA4(Googleアナリティクス)をチェックしている中で、突然アクセスが急増している時はありませんか?
マメにブログやコラムを更新している会員様においてはGA4(Googleアナリティクス)をチェックしていただける方が増えてきました。突然アクセスが急増することはどのようなウェブサイトでも起こっていますが、気がついてない方が多いだけです。
ブログ記事がSNSで拡散されたり、テレビなどで取り上げられたりと、アクセス急増した理由が明確なのであれば問題ありませんが、特に何もしていないのにアクセス数が急増している場合、真っ先に疑うべきなのが「リファラスパム」です。
リファラスパムは頻繁に起こってますので誤った分析をしないようにしましょう。リファラスパムの概要と発生要因、対処方法をお話ししてみます。
リファラスパムとは
画像は某サイトのGA4の参照元/メディアです。
「Referral(リファラル)」は、他のホームページに設置されたリンクから流入があった場合にカウントされます。何らかの理由で自社が紹介されてリンクが設置されるのが一般的なReferralです。
しかし、まったく関連性の無い内容でリンクを設置するスパム目的のケースがあります。このようなReferralを「リファラスパム」と呼びます。上の1が「リファラスパム」に該当します。
リファラスパムが発生する理由
リファラスパムは、アクセス解析でリファラ情報を見たサイト管理者をスパムページに誘導するために行われていると考えられます。通常、Referralは何らかの理由で自社ホームページが紹介された場合にカウントされます。
知らないページからReferralがあれば、サイト管理者はどのように紹介されているか確認するため、リンク元のURLに飛ぶ確率は高いでしょう。その心理を悪用したのがリファラスパムです。
ウィルス感染等あらゆるリスクが考えられます。リファラスパムらしきものを発見した際はリンクを辿らないようにしましょう。
リファラスパムの確認方法
アクセスの急増の原因がリファラスパムかどうかは、1訪問あたりの平均滞在時間、平均PV、流入元のホームページの内容の3つを確認することで大体が判別できます。
リファラスパム判別のポイント
・エンゲージメントの数値が極端に悪い(0がほとんど回遊していない)
・平均エンゲージメントが限りなく0秒に近い
・海外サイトからの流入である
エンゲージメントなど、他のページと比較しておかしな行動がほとんどを占めるのであれば、リファラスパムの可能性が高いでしょう。
リファラスパム判別方法
リファラスパムの目的は自社サイトへの誘導のため、ここで怪しげなReferralを発見しても不用意にアクセスしてはいけません。
判別のポイントとして、セッションの参照元/メディアの右横+をクリックします。
「地域」→「 国」を選択してどこの国からの流入なのか確認してみましょう。普段見かけない海外からの流入の場合、ほぼ確実にリファラスパムと見て間違いないでしょう。
今回リファラスパムではないかと予測した流入元はポーランドからのアクセスでした。エンゲージメントが全くありませんので100%リファラスパムです。
リファラスパムの対処方法
1. GA4管理画面の左下の「歯車のアイコン」管理をクリックします。
2. 「データの収集と修正」内の「データーストリーム」をクリックします。
3. 表示しているアカウントプロパティ(赤枠部分)をクリックします。※設定によって複数表示している場合があります。
4. 「ウェブストリーム」の「Googleタグ」→「タグ設定を行う」をクリックします。
5. 「Googleタグ」の「除外する参照のリスト」をクリックします。
6. 設定の「マッチタイプ」を選び、除外したいドメインを入力して保存をクリックします。
これで除外設定は完了です。お疲れさまでした。
リファラスパムは事前に対策を行うのはほぼ不可能なため、見つけ次第「除外設定」をしていくしかありません。また、リファラスパムは目視で発見するしかありません。
除外設定の作業自体慣れれば数分で完了しますが、除外設定後からフィルタが機能するため、それ以前のデータはそのまま反映されてしまうのでその点ご了承ください。

この記事の監修 : 浅野 幸延 (建築士/コンサルティング・広告全般担当)プロフィール